close

お問い合わせ メルマガ登録

温室・ビニールハウス・採光建築のトップメーカー

menu

千葉植物工場実証・展示・研修農場 栽培日誌

2016/11/21

Vol.10

 今年の9月は悪天候により果菜類の日照不足被害が各地で起きていましたが、10月、11月と天候に恵まれる日が多くなっています。外気温も低くなり天窓が閉まる時間も長くなってきました。当農場では10月9日よりCO2 施用を開始しました。天窓が閉まっているときは高濃度施用、開いているときはゼロ濃度施用を行っています。ここで、CO2濃度 が植物の光合成速度に及ぼす影響について説明します。当農場で計測したデータによるとCO2 濃度を 100ppm から 200ppm に上げると光合成速度は 4.1 倍になります。続いて、 200ppm を 300ppm に上げると 1.7 倍、300ppm を 400ppm に上げると 1.3 倍と段々上昇幅は少なくなっていきます。天窓が閉まっている場合、外からのCO2の流入がないのでハウス内のCO2 濃度は外気のCO2 濃度よりも低くなります。したがって、最低でもハウス内濃度を外気濃度よりも同程度以上にすることで、光合成速度は格段に違いが出ます。これらが収穫量に対してどの程度効果があるかについては、別の問題です。一般的に紹介されている論文では、CO2施用有りと無しでは収穫量に 2~3 割程度の違いがあるとされており、CO2施用での増収を示唆できます。この栽培日誌によりCO2施用について関心を持っていただければ幸いです。

栽培状況(11月9日現在)

20161121_chiba_01.png

千葉植物工場実証・展示・研修農場 栽培日誌 一覧へ戻る

ページトップへ戻る