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千葉植物工場実証・展示・研修農場 栽培日誌

2020/12/14

Vol.25

師走に入り一段と冷え込みが強くなってきました。近年は暖冬傾向でしたが、今年はラニーニャ現象が続き冬らしい寒さになりそうです。未だに新型コロナウイルスの感染拡大が続いていており、これからの時期インフルエンザや風邪にも注意が必要です。手洗いやうがい、マスク着用、アルコール消毒など基本的な感染対策の徹底が今一度求められています。

植物のウイルス対策も農家にとっては重要です。糸状菌(うどんこ病や葉色かび病などほとんどの病気)の防除は勿論ですが、その他にもピシウム菌やフザリウム菌といった細菌類、ウイルスなど一般的な農薬散布では予防できない病気も存在します。今回は普段から実施している予防対策を紹介します。

まずはウイルス対策です。トマトモザイク病(ToMV)などウイルスが原因とされる病気は媒介昆虫による伝染の他に収穫ハサミや人の手によって伝染します。これを防ぐため作業をする際は手袋をつけ、ハサミは水で洗った後りん酸三ナトリウムに漬けています。これによりウイルスを不活性化させることができます。また作業台車も次亜塩素酸で定期的に消毒をして接触による伝染を防いでいます。

苗立枯れ病などの原因となるピシウム菌やフザリウム菌に対しては、入り口前にベンザルコニウム水溶液を設置し足裏を消毒してから入室しています。灌水に使用する原水の中にも存在することがあるため、無機銀系抗菌剤を通してから利用しています。さらに作替え時や播種箱の消毒には次亜塩素酸またはベンチアゾール剤を使用しています。

植物が細菌類やウイルスに感染すると被害が全体に広がりやすく甚大化しやすいため、日頃から持ち込まない・伝染させない対策が必要です。

写真:左 無機銀系抗菌剤 / 右 足元消毒剤

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